ファッションを愛する方法

服を簡単にキレイにする方法、洗濯。
考え方を少し変えるだけで、ファッションと地球を同時に愛することが出来ます。

 

 

地球を破壊するマイクロプラスチックファイバー

1回の洗濯で70万から120万のマイクロファイバーが放出され、海洋に流れ着いだマイクロプラスチック全体の35%を占めるといいます。さらに、遠く離れ北極海の水域も汚染されていることが最近の研究により明らかになりました。

マイクロプラスチックの影響があるのは海や海洋生物だけではありません。
農作物の栽培に使う水や土を介して私たちの食物連鎖に入り、普段呼吸する空気をも汚染しはじめています。

私たちが環境の為に実践できる洗濯方法を紹介します。

 

 

 

洗濯方法

粉洗剤は液体洗剤に比べ、摩擦を多く起こし、マイクロファイバーがより多く放出させます。液体洗剤は粉洗剤と比べ、摩擦が少ないため、放出される繊維の量も少なくなります。

同じ理由で、一気に多くの量を洗濯することはあまりお勧めしません。
洗濯機の中に服が少ないことは摩擦が少なくなることを意味します。

 

 

 

衣類ケア

マイクロファイバーだけの問題ではありません。衣類を洗濯すればするほど衣類の寿命もその分減っていきます。洗濯によって早く古くなった服は、購入の時期を早めます。

タンブラー乾燥を控え、洗濯機を使用する際は専用の洗濯ネットに入れて使うことをお勧めします。

 

 

デニム

デニムは洗濯の代わりに、通気性の良いところに干して管理することをお勧めします。汚れがある所は全体洗濯ではなく、汚れた部分だけ水で洗い流すことが良いです。

リーバイスのCEOチャールズ・V・バーグは2019年あるインタービューで当時着用しているジーンズを10年間一度も洗濯してないと話しました。
チャールズ・V・バーグをはじめとする多くのデニム専門家は、色褪せを防ぐためにも、デニムを長期的に着用するための最善策は「できるだけ洗濯をしないこと」と言っています。